災害から命を守りたいなら液状化対策をしよう

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もしもの時に安心を得る

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地盤の支持力を直接測定

建物を建設する際には、いろいろな方法で地盤を調査する必要があります。平板載荷試験もその一種で、地盤の支持力を直接的に調べることが出来る検査方法となります。一帯の地域が、軟弱な地盤層がない場合に用いられることが多くなっています。近年、日本国内でも大規模な地震が増加し、それにより地盤沈下や液状化、地滑り等の地盤に関するトラブルも起きています。建物を建てる前に、検査で地盤の詳細な状況を把握することで、事前に対処することが可能になるのです。平板載荷試験は、基礎を築くところまで地面を掘削し、基礎の代わりとなる直径30cmの銅板を置きます。その銅板に、実際の建物と同等になる荷重をかけることで沈下量を測定します。短時間で地盤の支持力を測定できるメリットがあります。

建造物と道路での違い

平板載荷試験は、建物などの構造物を設計する際に利用する地盤の平板載荷試験と、道路のアスファルト舗装や路床設計をする際の道路の平板載荷試験とがあります。これらのふたつは、基本的には検査方法は同じになりますが、かける荷重が異なっています。道路に関する試験では、設計荷重の2倍になるまで8段階以上にわけて徐々に負荷をかけていきます。一方、建物に関する試験では、実際の構造物の設計荷重の3倍までを8段階以上に分けて負荷をかけ、さらに細かく時間経過と共に計測します。ただし複層階の鉄筋コンクリート建物の場合は通常の地盤の平板載荷試験を用いますが、木造一般住宅などではそこまで建築物の重量がかさむことはありません。そのため費用を抑えるため試験荷重は3倍にし、測定方法は道路における平板載荷試験のやり方で行うことが多くなっています。場合によっては、複数の地盤調査方法を利用することで、災害時にも安心して過ごせる対策を行うことが可能になります。